『君の名は』を見た
『君の名は』を見てきたんですよ。
まあ、周りの人も結構いい反応してるし、上司も見とかないととか言うからね。
とりあえず、結論から言うと、あれはたいしたもんですね。
まあ、背景の細かさとか、そういう絵作りが一点。
すーごく丁寧に作ってる印象。
枚数どんくらい使ってるんだろう?
キャラが田中将賀さんになった影響もあるのか、見やすくなった印象。
で、詳細は省くけど、ちょっとした身の回りの道具のカットをちょこちょこと入れてくるんですよね。
あとは、劇中で、組み紐って言うのかな?
郷土の特産品みたいな。
それを被写界深度をずらしたりして、見せるわけです。
大事ですよ~って感じで。
まあ、そのあたりの描写がいいんですよね。
通常、アニメは人間芝居多くなる。
大体TVなんかよっぽどでないと尺足らんですからね。
その辺り、ちょっとした身の回りの道具とか、ポンポンと入れてくることで、主人公たちの居る場所に空間ができる。空間ができるってのは、存在してる説得力みたいなもんで、そういう部分が新海誠が評価を受ける一因なんでしょうね。
とりあえず、見て損はないです。
その上でなんだけど、
青臭い部分とか、割とどうでもいいなあと思いました。
最終的にハッピーエンドで、それはだから何だっていう感じ。
すっごい巨大なピタゴラスイッチというか、しかけはすごいんだけど、
最終的にはいつもの感じみたいな。
帰りのエレベーターの中で乗り合わせた人が言ってた
で、テーマは何なんだ、見たいなのがすごく印象に残ってます。